初心者には難しそうに思える部屋探しも、流れを分かっていればスムーズに進めることができます。お部屋探しの注意点や知っておきたい点も含めて、この「賃貸ガイド」でしっかりと予習してから部屋探しをスタートしましょう。
賃貸お手続の流れ
お部屋探しから契約・引越しまでの流れに沿ってご説明します。
STEP 01 条件の整理
お部屋探しで最初にしなくてはいけないのは、住みたい部屋の条件整理です。最低限決めておかなくてはいけないのは「家賃」と「エリア」それに「入居希望日」です。 新しいお部屋で、どんな生活をしたいのかイメージしながら決めていきましょう。
住みたい部屋の条件を決める
まずは予算と入居予定日を決める
家賃を考える際には、手取り月収の3分の1が目安です。例えば、月収が手取りで18万円なら、家賃にまわせるのは6万円まで。この予算には毎月支払う必要がある管理費や駐車場代も含めて考えることが大事です。 また、予算と同時に決めたいのは入居予定日です。
希望する間取りを決める
家族構成や持ち物の量を考えて、希望する間取りを決めましょう。
最寄り駅やエリアは幅をもたせて・・・
エリアは、通勤・通学にムリのない範囲で選ぶのが基本です。決めるときは「○○線の△△駅から□□駅の間」や「○○駅まで30分で出られる駅」など、幅を持たせることが大事です。 ひとつの駅やエリアに限定すると、選択肢が少なくなってしまいます。
STEP 02 お部屋探しのご相談
希望条件の整理ができたら、当社にご相談ください。できるだけ希望条件に沿った物件をご紹介させていただきます。
ご相談の際のポイント
希望条件の優先順位を決めておく
希望条件の優先順位を決めておくと、多くの物件情報のなかから候補とする情報を選択しやすくなります。
STEP 03 住まいを決める
紹介された物件情報の中から、条件に合う物件をいくつか内見してみて気に入った物件があったら、いよいよどれを選ぶか一つに決めることになります。 魅力的な物件がたくさんある時には、選ぶ手順を整理しておくと、あまり迷わずに済みます。
内見(=室内を見学)のポイント
天井の高さや柱の出っ張り、梁の有無、壁の色、日当たりなどで感じる広さは、間取図の印象と異なることがあります。 収納の有無だけでなく、奥行きや高さを確認したり、コンセントの位置や数、設備の種類なども同様に自分の目で確認することが大事です。
内見は筆記用具・メジャー持参で
気に入った部屋では、メジャーで窓の高さや収納の奥行きなどを採寸して間取図に書き込んでおくと、インテリアの配置を考える際に役立ちます。
STEP 04 入居申込み・ご契約
「ここに住みたい!」と思える物件が見つかったら、入居申込みの手続きを行ないます。入居申込書の記載事項は、自分の連絡先や勤務先、年収などに加えて、連帯保証人のプロフィールが必要となります。 この後、家賃の支払い能力を審査します。この審査に通ったら、重要事項の説明を受けて、契約へと進んでいきます。
契約に必要な書類
住民票
連帯保証人の同意書と印鑑証明
契約者本人の印鑑証明
契約者本人の源泉徴収票(もしくは収入証明書)
※必要書類は、物件や貸主によって違う場合があります。
STEP 05 引越しをする
契約が完了したら、いよいよ引越しです。引越し会社の選び方から当日の作業まで、ご不明な点は弊社担当にお聞きください。また、弊社でも引越し業者の紹介を行なっておりますのでご相談ください。
STEP 06 新生活スタート
引越しが終わったら、なるべく早く快適な生活を送りたいものです。役所への届け出からご近所とのコミュニケーションまでしっかり完了して、快適な暮らしのスタートです。